口臭がありますよ!って、口臭持ちの人が直接伝えられることは少ない。
直接伝えられてありがたいか否かはその人の状況による。

十分に自覚があり改善しようと頑張ってるのか、自覚はあるが頑張る気がないのか、
あとは伝えてきた人に悪意があるかないか、
などによっても、ありがたい意見となるか
ただただ深く傷つくだけなのか、樹形図のように別れる。

思い出せる範囲で、
私が間接的に口臭を伝えられたことは2回ある。

高校へ入学したその日、名前順で座席が振り分けられた。
席が近い3人と話していた。そのうちのひとりが、
「私の知り合いの口からウンコみたいなにおいがしたんだって」
って、脈絡もなく言った。

その他の友達は、
「えーやだー」などと言っていた。
話の前後関係がなかったし、どう考えても自分のことだった。

ただ、こっちがドギマギしたら口臭を認めたようで恥ずかしい。
知らないふりをして笑うしかなかった。
大人しくしていた。
あとから心にズーンと響くものがあった。
この状況って、きっとそういうことなんだ。。
やっぱり口臭あるんだな、、と。

そもそも口臭が強い自分のせい。
そのコンプレックスと罪悪感から、
他人に怒ることもできない。無口臭の人たちには反論できない。。
昔、とある女子と同じ家で一時期過ごすこととなった。
「私、念入りに歯磨きしてるんだ」
と言い歯磨きしながらその子が部屋から出てきた。

その子はタバコを吸っていたし、
ああそうなんだ、としか思わなかったが、

今考えると脈絡もなかったし、
私にも念入りに歯磨きをしろと言っていたのではないかと思う。
このような経験談のように、直接言う代わりに、やんわりと伝えてくる人もいる。
臭いますよと私に伝えたいという気がなくても、
くしゃみが出たり、

避けたり、行動で出てしまうこともあるだろう。

どのパターンにせよ、自分に口臭があって本当に申し訳ないと思う。
その反面、口臭がきつい私でも、
壁を作らずにずっと仲良くしてくれている友人たちは
やはり全員優しくてとても良い人たちである。



